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2025.01.13

高断熱高気密の家とは?

こんにちは!

ブログ担当の杉村です。

こちらのブログでは、弊社の施工事例を基に私の感じた事や情報、日々の取り組みについてご紹介していきたいと思います。

 

今回は、高断熱高気密の家についてメリットデメリット含めて弊社の事例と共にご紹介できたらと思います!

 


 

【高気密・高断熱とは?】

最近、高気密・高断熱という言葉をよく聞くかと思いますが、それぞれを簡単にみていきます。

 


〈 高気密とは 〉

住宅における高気密とは気密が高いという意味で、天井や壁に穴や隙間があると室内↔外へ空気の通り道ができてしまいます。そうすると、室内の温度は一定に保たれなくなってしまいます…

〈 高気密にするには? 〉

・空気の通り道をなくし精度の高い建築部材・防湿シートを使用する

・気密性の高い断熱材を使用する

・気密性の高いサッシを使用する

・気密測定を行う

 

〈 高断熱とは 〉

住宅における断熱性とは室内↔外の熱移動を防ぎ、暑さ・寒さの影響を受けにくくする性能のことをいいます。

〈 高断熱にするには? 〉

・天井や壁に断熱材を使用する

・内窓やサッシで断熱性能を高める

上記の物で、熱移動を防ぎより高い断熱性を実現している家を高断熱の家といえます。


 

【高気密高断熱の家だと何がいいの?】

①電気代節約

②ヒートショック予防

 


①電気代節約

外からの空気の出入りや熱の伝わりを少なくする事で、外気温の影響を受けにくくし室内温度を一定に保ち快適に過ごすことが出来ます。

高気密高断熱の家では、エアコンをつけたままにすることを推奨される場合が多いです。

冬場でいうと、寒い外から玄関に入った瞬間に「あー寒い寒い!エアコン・ストーブを急いでつけなきゃ」ということは減り、常に「あ、暖かい…♪」と感じることができると思います!

エアコンのオンオフを頻繁に繰り返すと、かえってエネルギー消費が増えることがあります。そのため、電気代の節約にも繋がります。

 

②ヒートショック

交通事故よりも多いとされているヒートショック。

温度差がある部屋同士を移動する際、その温度変化が体に影響を及ぼすことです。

高気密高断熱の家なら、部屋同士の温度変化が少なくできるためお風呂やトイレでのヒートショック予防にも繋がります。

 


 

【高気密高断熱の家でのデメリットは?】

①室内に湿度・空気がこもる

②室内の乾燥・石油ストーブは使用できない

③建築コストがかかる

 


①室内に湿度がこもる

高気密高断熱の家にすると、室内に結露が起きにくくなります。

しかし、室内結露が起きにくくなっても見えない壁内に結露が発生していることがあります。

壁内に結露が発生することで、木材の腐敗やカビの発生につながります…

〈 対策案 〉

・高性能換気システムを導入

・間取り・窓の位置をしっかり考えて通気性をよくする

・外張り断熱を採用する

 

湿度・空気共にこもるのを軽減するには、換気システムや外張り断熱を採用するとデメリットの解消に繋がります!

あとは、設計の段階で風の通り道をしっかり考えてあげることも重要になってきます。

 

②室内の乾燥・石油ストーブの使用はできない

冬場の室内が乾燥したり・石油ストーブは使用出来なくなります。

室内の乾燥対策としては、部屋干しスペースを作り洗濯物を乾燥をさせるというメリットに変えてしまうのもオススメですね!

あとは、加湿器を使用し室内湿度を上げることもオススメになります。

 

高気密高断熱の家での石油ストーブ使用は、一酸化炭素中毒などの危険性が高まります。代わりに、エアコン・床暖房・全館空調などで対策することが可能になります!

普段から、石油ストーブを冬場に使用されている方は注意です。

 

③建築コストがかかる

高気密高断熱の家では、建材・住宅設備など質の高いものを使用することからコストがかかる傾向があります。ですが、電気代などの光熱費など長い目でみるとコストは削減できることになります。

コスト以外にも、寒暖差からのストレスがなくなること等を考えたうえで、高気密高断熱の家をお家づくりの選択肢としていただけたらと思います。

 


 

【弊社施工の事例紹介】

①マンションリノベーション

築30年のマンションをフルリノベーション。

・断熱等級2→等級4

・外周部ウレタン吹付断熱採用

・全窓内窓設置

 

―リノベーション前―

↑ 寝室

↑↓ LDK

 

―リノベーション後―

内窓設置

↑ 寝室

↑↓ LDK

 

―完成写真―

\木をふんだんに使ったぬくもりのある住み心地の良い空間/

↑ 寝室

↑↓ LDK

こちらの物件は完成見学会開催中で、体感できますのでぜひお越しください♪

完成見学会はこちらから


②戸建てリノベーション

築35年木造住宅をリノベーション

・断熱性能:HEAT 20 G2(Ua値 1.50w/㎡・k→0.39w/㎡・k)
・気密性能:C値0.4(気密測定実施済み)
・耐震性能:上部構造評点(Before:0.24/After: 1.00)
・認定・制度:あんしんR住宅/ZEH基準住宅

 

―リノベーション前―

 

―リノベーション中―

 窓

窓は全てYKK APの高断熱窓・玄関ドアはイノベストD50に変え断熱性能を向上させました。

↑ 壁・基礎断熱材

断熱材には、日本アクア アクアフォームを採用しました。熱伝導率が低いため、薄い厚みでも断熱効果が得られるため断熱効果に期待できます。壁断熱には、アクアフォーム t=110mm(100倍発泡)・基礎断熱にはアクアフォームt=50mm(30倍発泡)を使用しています。

↑ 屋根断熱材

屋根断熱材には、日本アクア アクアフォームt=220mm(100倍発泡)を採用しています。

 

―完成写真―

\片吹丘陵の家/

約40坪 エアコン2台で年中快適な暮らし

こちらの物件も見学・体感可能になります!

片吹丘陵の家見学会

 


弊社では、気密測定調査・断熱測定調査を実施しております!

また、中古住宅購入前に実施して安心して購入へと進めるように、

既存住宅現況調査(ホームインスペクション)もおこなっておりますのでお気軽にお問合せください!

詳しくはこちら


今回は、高気密高断熱の家についてのメリットデメリットを弊社事例と共にご紹介しました!

対策案やポイントを参考に、高気密高断熱の住宅を実現していただければ幸いです♪

 

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