2020.11.02
「携帯電話を触らなくなる家づくり」 建築士の手帳 | VOl.5
どうもこんにちは!建築士の鈴木です。
こちらの建築士の手帳では、僕が日々思う建築にまつわるメモをご紹介。
家づくりの小さなヒントになれば幸いです。
本日は「携帯電話を触らなくなる家づくり」についての話
かなり意味不明なタイトルなのですが、近ごろの自分の私生活でも思う事がありましてそのお話です。
近頃なんとなしに自宅で携帯を触り、SNSを眺める、、、といった時間が私生活に増えてきているな、、良くない気がするなと思い、
ネットでSNSによる人体への影響を調べていると、小さな休憩時間についつい携帯を開いてSNSをチェックすることはあまり脳によろしく
ないという情報を発見。(汗)
なんでもちょっとした休憩時間に脳に休息を与えることは実は脳にとってとても重要な過程だそうで、その休憩時間をSNSを過剰に見てしまうと脳が疲労状態に陥ってしまうとか、、、(あくまで僕調べです。)
これはちょっとSNSを見る時間を控えるようにしなきゃなあ、、
と自宅でソファに座った時、携帯電話に伸びる手を止めようとしますが、
これがなかなか難しい!!!(汗)
そもそもすることがなく暇なタイミングで携帯電話でSNSを見ているので、その状態においてあえて暇を貫く!!
というのはなかなか難しいものだと感じました。
自分の中でいろいろと対策を考えましたが、小さい時間で出来る趣味、例えば短時間で読める小説など。。。
それと同時に、建築で携帯電話を触らなくなる工夫ってできないかなあ、、と考えました。
自分の中で出た答えとしては、意識を飛ばすシーンを作る。ことです。
意識を飛ばす??という感じになるかと思いますが、
具体的に言うと暖炉の炎に例えられるかと思います。
暖炉の炎を見ているとき、暇であるとか暇でないとか、そういう感覚は全くありません。
その時に意識は、炎にずずずっと吸い寄せられ、落ち着いた気分になると思います。
窓から見える綺麗な山々、かすかに聞こえる海の潮騒。同じような効果があるんじゃないかと思います。
そのような意識を飛ばすシーンを、自分がほっと一息つきたいとき、暇になる瞬間に重ねてみる。
無意味に携帯電話を触る機会はかなり減るんじゃないかなと思います。
旅館の綺麗な海の見える席に座って、わざわざ携帯電話をみたいとは思わないですよね。(僕の感覚です。)
現実の話で僕は、居間のソファで携帯を触ることが多かったので、ソファの対角に自宅で一番景色がよく見える窓がくるよう
家具のレイアウトを変更し、その面のブラインドをなるべく開け放つようにしました。
携帯電話を触る機会は減った、ような気がします!!!(笑)
ということで
携帯電話を触らなくなる家づくり→意識を飛ばすシーンを作る。
(あくまで僕の意見です!)
参考にしていただけますと幸いです!!
建築士の手帳
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