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2021.07.11

大収納小上がり空間のある家

こんにちは!

こちらのブログでは、弊社の施工事例を基に私の感じた事や情報、日々の取り組みについてご紹介していきたいと思います。

 

今回は、小上がり空間についてご紹介させて頂きます。

 

小上がりとは、お部屋の一角に高さを付け設けられたスペースのことで、

畳や絨毯・フローリングなど様々なタイプがあります。

カフェなどで、小上がりのお座敷席を好んで選んでしまうくらい私は憧れの空間です!

 

今回ご紹介するお宅は、畳を敷いた小上がり和室です!

また底上げした部分を収納場所とし、小上がりならではの大収納付き小上がり空間となっています。

 

こちらのお家は、キッチンを除いたLD部分は8畳となっています。

 

そのLD部分に家具を置いた際、少し窮屈になると思いお孫さんやご友人が来られた際などに、扉を開ければ腰掛けることも可能な小上がり空間をご希望されました。

 

そのため、底上げ部分は一般的な椅子の高さである400mmとなっています。

それ以外にも、設計段階で収納する予定の物をお聞きし、その物に合わせた高さでの小上がり収納となっています。

 

また、将来的には一旦腰掛けてから和室へ移動出来るよう工夫をされたそうです。

 

腰掛ける場所・大収納としてはとても良い高さですが、実際昇り降りをすることを考えると一般的な階段の倍近くあり少し昇り降りし難いため、現在はステップを設け階段のようにし昇り降りをされているそうです。

 

小上がり空間のデメリットとして、まずバリアフリーにならない。が挙げられます。

こちらのお宅の様、少しの工夫を行うことで機能面・デザイン面ともに快適な空間となりますね。

 

それ以外の小上がり空間のデメリットとして、

高低差があるためフラットな床に比べ狭さを感じたり、床が上がるため天井の高さを確保するのが難しい。などがあります。

 

収納が確保できる以外のメリットとしては、立体的な空間があることでお部屋にメリハリが出来たり、畳や絨毯・フローリングとどんなテイストのお家にも合うことから、

弊社では新築だけでなくリノベーションで設置を希望される方も多くいらっしゃいます!

また最近では、小上がり空間をキッズスペースとして取り入れる方も多いのではと思います。

こちらも、小さいお子様がいらっしゃるご家庭では転落などの心配はありますが、対策を行うことによりおむつ替えやつかまり立ちの練習場としても活用できますね。

 

リビング全体に広がった子どもの小さいおもちゃを片付ける事は、親も子も体力使い結構大変ですよね…

小上がり空間をキッズスペースにする事で境界線ができ、この空間は遊ぶ場所!とメリハリがつき子どもの自立を促すことを手助けしてくれる空間にもなりそうです。

 

 

今回は、収納のバリエーションが増えたり、リビングの一角を自分好みの雰囲気に変えてみたり…アイデア次第で使い方が広がる小上がり空間についてご紹介させて頂きました!

 

 

家づくりのほんの僅かでも、お役に立てたら幸いです。

 

 

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