2023.08.03
子育て世代に便利な動線特集！
こんにちは！
ブログ担当の杉村です。
こちらのブログでは、弊社の施工事例を基に私の感じた事や情報、日々の取り組みについてご紹介していきたいと思います。
今回は【子育て世代に便利な動線特集！】について、ご紹介したいと思います！
お子さまが生まれたタイミングであったり、お子さまの成長と共にもう少し広い家に引っ越しを。
など、お子さまの成長過程で家づくりを新たに考えられる方も多いのではないでしょうか。
今日は子育て世代の方々に特に役立つ情報として、「動線」についてご紹介出来たらと思っています。
一見すると、建築や設計に詳しくないと理解しきれないかもしれませんが、子育て世代ならではの実際の悩みを解決することで使い勝手の良い便利な動線が完成すると思います！
まずは、
【家族の動きを理解する事】
新築注文住宅を計画する際、最も重要なのは家族全員の動きを理解し、それを設計に反映することです。たとえば、子どもが小さいうちはリビングで遊ぶ時間が多く、その間に親は料理をしたり、家事をしたりすることが多いですよね。このような場合、キッチンからリビングが見渡せる間取りは非常に有効です。このような視点から動線を考えると、生活がぐっと楽になります！
【お母さん・お父さんにとって楽な動線とは何でしょう？】
それは、家事の行いやすい家事動線です。
家事動線とは、一日の中で主に家事を行う際の移動範囲や動きを指します。具体的には、料理、掃除、洗濯などの日常的な家事活動における動きのことを指します。家事動線を最適化することにより、効率的に家事をこなすことができ、家事の負担を軽減することができます。
【通常の家事に加えて子育て世代で大変な事とは？】
家事を行うだけでも大変な事なのに、さらにお子さまが小さかったりすると大変だと感じる事や悩みも増えてくると思います。
その中でも特によく挙げられるものをいくつかご紹介します！
◎時間の制約
子育てを行っていると、育児に費やす時間が多くなり、家事に充てることができる時間が少なくなります。授乳、おむつ替え、子供と遊ぶ時間など、子育ては予定外の事が起きることも多く、スケジュールが立てにくいこともあります。
◎一貫した注意力の必要性
子供は成長の過程で新しいことを試みることが多く、その中には危険な行動も含まれます。キッチンで料理をしているときでも、子供が危ないことをしないように目を配る必要があります。
◎継続的な整理整頓
子供の成長と共に、使用する物や玩具も増えていきます。これらを適切に管理・収納しないと、部屋が散らかってしまい、掃除が大変になります。
◎家族全員のニーズに対応
家族の中には、異なるニーズを持つ人がいるかもしれません。子供の好きな食べ物、アレルギー、成長段階に応じた食事、大人のダイエットなど、一緒に暮らす人々全員のニーズに対応する食事を作ることは困難です。
これらの工夫により、子育てと家事を両立することが少しでも楽になることでしょう。
【家事動線を考える際のポイント】
◎キッチン、ダイニング、リビングの配置
一般的にこれらのスペースは一緒になることが多いですが、その配置は重要です。例えば、料理を作ってすぐにテーブルに運べるようにキッチンとダイニングは近くに配置すると便利です。また、小さな子供がいる場合は、リビングからキッチンを見渡せる配置にすると、料理をしながら子供の様子を見ることができます。
いまでは、リビング学習をするお子さんも増えてきています。
学習の場はダイニングテーブルだけでなく、リビング内にワークスペースを作られる方も多くいます。
リビング学習し分からないところは、お料理中のお母さん・お父さんにその場で聞けるという安心感も得られます。
↑キッチン横のワークスペース。お料理の匂いや音が気になる事も考えて扉も設置しています。
◎洗面所、浴室、トイレの配置と収納の位置
これらのスペースも一緒に配置すると効率的です。例えば、洗濯物を浴室からすぐに洗濯機に運べるように、洗面所と浴室を近くに配置すると便利です。
洗面所、浴室、クローゼットを一直線に配置することで、洗濯物を取り扱う際の移動を軽減できます。具体的には、浴室で脱いだ洗濯物をすぐ洗濯機に入れられるようにし、乾いた洗濯物はベッドルームやクローゼットにすぐ収納できるようにします。
収納場所はその物をどこで使うかによって配置すると良いです。例えば、掃除機はリビング近く、洗濯物は洗面所やクローゼット近くに収納すると、物を取り出しやすくなります。
”夏場お子さまが汗だく・泥だらけで帰宅→すぐにお風呂”
こんな場面も多々ありますよね。そして、忙しいお母さん・お父さんにとって、お子さまの服を別の場所へ取りに行く一瞬でも惜しいです。
こういったことを想定し、お子さまのお着替えだけでも洗面室に収納することで一つの場所で完結でき、とても効率のいい間取りとなるのではと思います。
また、おむつ交換が必要なお子さまの居る家庭では、おむつを捨てる・手を洗う・時には服が汚れたのでお着替えをさせる…など、一つの事を完了させるまで色々な作業をやらなくてはいけません。
リビング内にフリースペースを作れば、お子さまが小さいうちはおむつ替え・お昼寝の場としても活用出来ます。
また、フリースペースはお子さまが少し大きくなったら、遊び場。
さらに大きくなったら、ご家族の憩いの場・来客用のスペースとしても活用できます。
↑リビング内にある小上がりの和室スペース。
小上がりにすることで、ご年配の方も座りやすく・赤ちゃんのおむつ替えも楽に。
数年先のことも考えて、効率よくストレスを感じない動線を作っていきたいですよね。
◎収納のしやすさ
お子さまに片付けをきちんとやってもらいたい…
そう思ってはいても、なかなか親御さんの思うようには片付かないですよね。
お母さん・お父さんが楽になるような収納動線も考えることで、お子さまにとっても片付けがしやすい環境作りとなります。
↑左の写真はリビング内に小上がりのワークスペースがあります。
さらにテレビボード裏には、右写真のようなお子さまが帰宅後リビングに入る最初の位置にランドセル収納を設置しています。
今回は『子育て世代に便利な家事動線』をご紹介しました。
今回ご紹介したように家づくりをする際に、ある程度お子さまが使いやすい動線はなにか？
を考えて取り入れる事で、日々忙しいお母さん・お父さんも家事ラクに繋がるかと思います。
今回の動線以外にも、玄関周り・回遊式間取り・クローゼットなど、子育て世代に便利な家事動線が沢山あるかと思います。
また、第2弾として弊社の実例と共にご紹介出来たらと思います！
アートテラスホームでは、お客様のライフスタイルを最大限に反映した新築注文住宅を提供します。
また、これらのメンテナンスと高性能リノベに関するアドバイスも提供し、お客様が安心して住宅生活を送れるようサポートします。横浜エリア・鎌倉や逗子といった湘南エリアの美しい風景を生かした設計や、高気密高断熱の省エネ住宅の提案を通じて、お客様の理想的な空間を実現します！
詳細や施工事例は以下のリンクをご覧ください
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