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2024.07.26

家探しはどうすればいいの?

新しい家が欲しい… 

リノベーションしたい… 

  

そうは言っても不動産がなければ、不動産を探すところから始めなければ 

夢は叶いません。 

 

不動産を探す理由は様々です。 

  

寒い。暑い。古い。汚い。遠い。広すぎる。狭すぎる等… 

 

お子様が生まれて手狭になり不動産を探すお客様。 

お子様が独り立ちして夫婦2人には広すぎるので、不動産を探すお客様。 

 

不動産仲介会社に行くと、ご要望の条件は何でしょう?と聞かれます。 

要望を話すと、 

「今、ご紹介できる物件では、お客様のご要望に合う物件は難しいです。」 

と言われることがあります。 

 

何か損した気分になります。 

 

しかし、不動産仲介業者にも言い分はあります。 

不動産は沢山ありますが、売られている不動産しか紹介できないのです。 

 

また、不動産仲介会社もそれを生業にしている以上、当然ではありますが、

契約の可能性が高そうなお客様を優先する傾向にあります。 

 

極端に言うと…

 予算が潤沢なお客様は、早い契約の可能性が高いです。 

それに対して、

予算が厳しいお客様は、契約成就まで時間がかかる傾向にあります。

 

掘り出し物のような「お住まい」をお探しのお客様もいらっしゃるようですが、

不動産のプロも 血眼になって割安な物件を探している不動産業界においては、

なかなかあるものではありません。 

 


 

不動産担当としてお客様に最初にお願いしたいことがあります。

計画的に準備をして「住まい探し」をして欲しいのです。

 

新たな「お住まい」に夢や希望を抱くことは必要です。

理想的な「お住まい」を追求することも良いと思います。

但し、土地探しの段階から方向性を間違えると、なかなかゴールに辿り着けません。

人生と一緒です。

「お住まい」というものは現実であり、限りあるものです。

「お住まい」というものは、物としての価値であると同時に、

家族の心のよりどころであり、これからの人生を育むところでもあります。

20年~50年、人により様々ですが、

そこで、家族との出会いがあり、別れるところです。

 

孫子の言葉で、

「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」という言葉があります。

 

不動産の場合は、

市場を知り、不動産を知り、不動産屋を知り、建築を知ることです。

それを知り得たら、

己を知ること⇒お客様の条件を確認することです。

 

順序としては、

1 「お住まい」探しのご予算を決めること。

2 「お住まい」の条件を決めること。

3 「お住まい」の形を決めること。

4 上記3点に見合った建物のボリュームイメージを作ること。

5 上記4点の不動産市場を比較して、購入計画を立てること。

6 不動産探しをすること。

 


 

詳しくお話をすると、

1 「お住まい」探しのご予算を決めること。

 ・現金資産扱い部分・・・自己資金(現金及び金融資産)、不動産資産など

 ・贈与部分・・・ご両親様又は親族様からの贈与資金

 ・借入金・・・職種、勤務先、購入物件に合った金融機関からの借入金額

 

2 「お住まい」の」条件を決めること。

 ・購入場所、通勤圏、駅からの距離(時間)、立地特性(平坦地?敷地形状、インフラ、ハザード等)

 利便性重視or居住環境重視等…

 

3 「お住まい」の形を決めること。

 ・マンションor一戸建て

 ・建売分譲、注文住宅(土地のみ)、中古住宅(リフォーム又はリノベーション)

 

4 上記3点に見合った建物のボリュームイメージを作ること。

 ・建物の大きさをのシミュレーションをして、必要とされる建物の大きさを理解する。

 

5 上記4点と不動産市場を比較して、購入計画を立てること。

予算不足、条件過多であれば、購入まで時間がかかります。

場合によっては計画の見直しが必要になります。

 

ここまで書いてしまうと、やらなければいけない事が拓さんありすぎて、

嫌気が差す人もいると思います。

嫌気が差すかもしれませんが、そこは、人生と一緒です。

お客様ご自身の今後、心身の「よりどころ」となる「お住まい」です。

ひとつひとつクリアしていくことが、「お住まい」購入の早道となります。

 

「良心」をもって、お客様のサポートができる、そんな会社でありたいと思います。

 

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