2021.07.19
ストリップ階段付きのロフトがある家
こんにちは!
こちらのブログでは、弊社の施工事例を基に私の感じた事や情報、日々の取り組みについてご紹介していきたいと思います。
今回は、ロフト付きのお家をご紹介したいと思います。
ロフトとは床から天井の間を二層構造としその上部のことで、屋根裏部屋とも呼ばれる場所です!
ロフトというと、収納スペースのイメージもありますが今はロフト空間を工夫することによって子どもの遊び場や寝るスペース、とさまざまな空間に変身させることも可能です。
ロフトを設置するには、天井高・はしごについてなど少し制約はありますが、それをクリアすれば一部屋分のスペースが増えデッドスペースの有効活用が出来ます。
今回ご紹介するお家は、もともと収納が少ないことから収納スペースとしてロフト設置を予定されていました。
プランニングをしていくうちに、リビングと同じ間口でロフトを設けたらかなり開放的な空間になるのではと思い、15畳という広々空間のロフトを設ける事にされたそうです。
15畳のロフト空間は、想像しただけでもかなりの開放感に包まれますよね。
お子さんがいるご家庭では、子どもの秘密基地の様な空間ができ楽しめそうです。
そして、リビング内に15畳のロフトがあることによってアクセントになり遊び心が詰まったお家になりそうですね。
また、こちらのお家はロフトだけでなく家全体において暗がりになる場所がないように工夫をされていました。
そのため、ロフトにも2か所窓を付け採光を確保しています。
ただ、ロフトへ行くまでの階段やはしごが暗く物を運ぶのが危険だったり、熱がこもりやすいため夏場は暑すぎる、などの理由からロフトへ行くのが億劫になってしまったり、結果ロフトを使わなくなった…などの意見もよく聞きますよね。
こちらのお家では、ロフトへ繋がる階段をストリップ階段とし日が差し込む空間にされています。
ストリップ階段にすることにより、閉鎖的にならずむしろ魅せる階段になっています。
また、夏場の暑さ対策として断熱材や遮熱に気を使い設計をされたため夏はリビングのエアコン1台で快適に過ごされているそうです。
こちらのお宅では、<赤→>の位置にエアコンを設置されています。写真の左上部がロフト空間となります。
ロフトでは暑さが1番の問題点かと思います。
お家によって性能などは異なってきますが、実際にロフトを利用されている方の暑さ対策や快適具合を少しでも参考にしていただけたら嬉しいです。
今回は、ストリップ階段付きのロフトがあるお家をご紹介しました。
お家づくりをされている方で、何とかプラスαの部屋が欲しいけど広さに余裕がないな…という時など少しでもお役に立てたら幸いです!