2021.07.25
業務用シンクのあるサーファーズハウス
こんにちは!
こちらのブログでは、弊社の施工事例を基に私の感じた事や情報、日々の取り組みについてご紹介していきたいと思います。
今回は、業務用シンクのあるサーファーズハウスのご紹介をしたいと思います!
サーファーズハウスとは、サーフィンを日常的に行う人が住みやすい・使いやすい家。だけでなく、サーフィンはやらないが海が好きな人が住むビーチテイストの家のこともサーファーズハウスと呼んだりします。
今回ご紹介するお家は、逗子市の海に近い閑静な住宅街に建てられたお宅です。
サーフィンをされるご家族のために、ご家族が使いやすい様な計画が詰まったお家となっています。
まず、サーフィンから帰ってきたらカラダやサーフボードを流せるよう外シャワーを設置しています。
ローカルなサーフポイントでは、シャワーがない場所が多くあったりし、タンクの水を車に積んだり、キシキシになった髪の毛、服のまま自宅に帰ったり…汚れた足のままつま先だけで浴室までいったり…
私はこういった経験が多々あるため自宅に外シャワーはとても憧れます!
また、ワンちゃんを飼われている方も外シャワーはとても助かりますよね。
そして、外シャワーの後は洗ったサーフボードを保管しておく艇庫を通り、勝手口に入る。
勝手口には、洗面浴室が繋がっています。
<外シャワー→艇庫→勝手口→洗面→浴室>
といった動線計画になっています。
また、こちらのお家では洗面部分に業務用シンクを設置しています。
設計当初は、アートテラスホーム標準仕様の造作化粧台(木製カウンター)で計画を進めておりましたが、壁にタイルを貼ったり、棚を付けたりと打ち合わせを進めていく中で、サーフィンをやるご家族みんなが気にせず利用のできるシンクが良い!となり、採用する形になりました。
また、業務用シンクのため通常の洗面台と比べるとかなり深さがあります。
こちらのお家では、深さ25cm 横幅75cm 奥行き60cmの物を採用されています。
通常洗面ですと、普通に洗っているだけでも周りに飛び散ったり床がビショビショになることも多々ありますよね。
そういう事を防ぐためにも、バシャバシャと思いっきり洗える深さのある業務用シンクは魅力的ですよね。
実際に、こういった理由やシンプルなデザイン・ステンレスならではの質感に魅かれ業務用シンクを採用するご家庭は増えているそうです。
洗面空間だけでなくキッチンに採用する方も多いそうです。
洗面だけでなく、床もフローリングなどでなくタイル仕上げにされているので水・汚れがついても落としやすくお掃除の手間が省けるようなサーファーズハウスならではの工夫がされているのも魅力的ですね。
また、ホスクリーンを設置し室内干しも可能になっています。
こういった趣味に合った、使い心地の良いお家を考えるのも家づくりの楽しみの一つですよね。
今回は、業務用シンクを採用したサーファーズハウスをご紹介しました。
サーフィンをする際に必要なボード・ウエットスーツの保管場所を新たに造るのもなかなか困難ですよね。
また、お手入れをする空間もあればさらに住みやすいお家となるでしょう。
サーフィンをされる方、そうでない方にも開放的なスローライフを楽しめる空間として少しでもお役に立てたら幸いです。