2021.12.12
家事室スペースのあるお家
こんにちは!
こちらのブログでは、弊社の施工事例を基に私の感じた事や情報、日々の取り組みについてご紹介していきたいと思います。
今回は、家事室スペースのあるお家実例を2つご紹介します!
最近よく耳にする家事室。
家事室を一部屋として設けたり、適した場所の小さなスペースを家事室として設けたり各家庭によってさまざまなレイアウトがあります。
家事室は、ユーティリティスペースとも言われ、
役に立つ部屋・家事作業をまとめて出来るスペースとも呼ばれます。
今では、便利な時短家電が多く出てきていますね。
それと同時に、家の使い勝手も良くなればさらに時短や家事ラクに繋がります!
昔とは異なり、家事室は家事をがっつりと行うスペースではなく家事を軽減するための場所として設けられています。
そのため、趣味の物に集中できる空間・家事動線を重視した空間として採用されています。
今回ご紹介する1つ目のお家は、奥様専用の1.9帖の家事室です。
裁縫がご趣味の奥様。家事室が欲しいとのご要望で完成された趣味の部屋。
段差のないL字型のカウンターが設置されています。
ミシンを使う際の机の横幅は広い方が使い勝手が良いですよね。
こちらのテーブルは、奥行きは55cm(左)・40cm(奥)、高さは72cmのカウンターになっています。
ミシンをやる際の楽に作業が出来る机高さは、使う方の身長によって変わってきます。
ミシン台に限ったことではありませんが、使う方の身長に合った楽な高さで作業したいですね。
また、奥行きや長さも使っているミシンサイズの1.5~2倍の広さが確保できれば作業がしやすいとも言われています。
お家を建てた後に、空いた一角にワークスペースを設置し家事室にすることも可能ですが、設計段階で家事室の設置を考えていれば、自分に適したサイズ・適した仕様で設置できるメリットがあります。
またその1つとして、カウンター横にマグネットボードを設置しているのもポイントです!
そして、5段の可動棚も設置しています。
また、あえて天井を繋げて廊下側にドアを設けている形もステキな空間だなと思いました。
十分な自然光の中で気持ちよく作業できそうですね!
2つ目のお家も、奥様専用のミシン部屋です。
こちらのお家では、入口面以外の3面に有孔ボードを設置しています。
フックを付けて物を掛けたり、飾り棚をつけたり…と自由自在に実用的な自分空間が作れそうですね!
また、カウンター高さは90cmとなっているため少し高めの椅子での作業・立ちながらのスタンディングワークとしても使えるよう工夫がされています。
立ち作業をすることで、腰痛や目の負担を軽減することが出来るため身体への負担の軽減・作業効率のアップにも繋がります。
家事室を採用する際、カウンターや棚などの使いやすい位置・高さをイメージして考えるのもポイントですね!
今回は、家事室スペースのあるお家をご紹介しました。
趣味の時間を満喫できる理想の空間づくりに、少しでもお役にたてたら幸いです!
今回ご紹介したお家は、弊社ホームページの建築実例にも掲載されていますので是非ご覧になってみてください。