暗さを楽しむ50坪のガレージハウスの家
外壁は、素材から湧き出す白華（エフロレッセンス）をあえて抑えずにセメント本来の質感があるSOLIDOのブラック色と錆茶色を採用。また、セランガンバツのナチュラルな風合いのウッドフェンスで自然な風合いに。お施主様のご希望で、ブラックのシャッター3枚は絶対条件であったガレージハウスで大人の趣味を楽しむ家に。お家の顔となるシャッター部分には、お施主様お気に入りのルイスポールセンのブラック照明でさらに高級感を。
45帖ある広々ガレージには、車2台・数台のバイク。車・バイク以外にもご夫婦のご趣味である釣り・登山・DIYなどのアウトドアグッズが全て収納出来るような造りに。油ヨゴレを落とせるようにお湯が出る洗面台を設け、汚れた服などを室内に持ち込むことなく洗濯が出来るよう洗濯機も配置してガレージ内での快適さを追求しました。
奥の棚はアウトドア専用棚となっており、登山靴やヘルメットなどを収納できるように有効高さを考えながら設置。ガレージの天井全てに屋久島地杉材に塗装仕上げを採用しています。
60cm角大判タイルを使った玄関。収納棚は鍛冶屋さんにサイズオーダーで製作いただいたアイアンのエキスパンドメタルのため、濡れたものも安心して収納できます。また、通気性が良いことからカビ対策としても効果的です。
アクセントクロスと玄関の間接照明の組み合わせで、高級感と落ち着きを出してくれます。奥にはゲストルームを設け、室内窓からはガレージ内が見えるようにし来客者も楽しめる工夫を。室内窓と階段手摺りはブラック色で統一し、インダストリアル系テイストとしました。
シャッター付きで、防犯面でも安心の憧れのガレージ空間。室内から見ても迫力のある空間となっています。
最初のお打ち合わせ時点から、ブルーのクロスを使用したお部屋を作りたいとのご希望から天井・収納の中もブルークロスで統一した約4帖のゲストルーム。床の木材・扉のブラックとのバランスが良く落ち着きのある部屋となりました。
広々ウォークインクローゼットのある主寝室。壁掛けテレビを置く場所には調節可能な間接照明を入れ、床は大判の光沢のあるタイルを採用しラグジュアリーな主寝室に。
ウォークインクローゼットはYKKapのfamitto ガラス扉で常にお気に入りの服が見えるようにしたのもポイントです。ウォークインクローゼット内に姿見鏡も設置できるように下地もしっかり入れています。ガラス扉にすることで、広さ＋一体感を実現させました。
アクアリウム水槽はLDKに当初より配置する計画をしてきました、面倒な水替え対策も旦那様の考えられたアイデアを採用。アクセント壁は外壁で採用したSOLIDの室内用のshirasuで、火山由来のシラス、古紙パイプやセメント素材からつくられた調湿効果がある理由で設置しました。
LDKの巾木は全てアルミで統一、床はヘリンボーンを採用したいとのお施主様のご要望から、フローリングが主役となるオシャレなLDKが完成しました。
大きなサッシで明るいLDK空間。セランガンバツ材を使用したウッドデッキは、テーブル・椅子を出して食事やお茶を楽しまれているご夫婦。キッチン横のため、動線も◎
洗面室の床は、少しラメの入ったマリスト30×60cmの長方形タイルを馬貼りにしました。洗面台天板は、ガラスが入ったクリスタルカウンターで高級感を。
フォルム含め、お施主様が一目惚れをされたTOTOオレストNXのトイレ。手洗いは重厚感を出すために厚めの5㎝のカウンターの上に、沖縄の陶芸作家さんが製作した拘りの洗面ボウルを配置。背面のアクセント壁はマリストのモザイクタイルを贅沢に採用しました。
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