横浜の緑に佇む赤い屋根の家
庭の先には公園が広がり、そこには幼稚園や学校を終えた子ども達の遊ぶ姿。公園の利用者にも配慮し緑に馴染むような外観にしました。インパクトのある赤い屋根は、北海道大学出身のお施主様が思い入れのある札幌農学校第2農場を彷彿させる赤を採用。
玄関を入ると広々シューズインクローゼット。シューズインクローゼット奥にも窓を設け、南からの日射を確保。海外で生活をされていたお施主様のため、玄関から直結でリビングへ行ける海外のような作りに。
シューズインクローゼットとリビング間の壁上部には、旦那様の思い入れのある欄間を設置される予定です。
日射の取得と遮蔽を設計に取り入れるパッシブデザインのS様邸。また、夏場は小屋裏エアコン・冬場は床下エアコンの1台稼働で家全体が快適に過ごせるような高気密高断熱の家。
南面は耐震性を損なわない最大限で、窓を設置することで明るく暖かい家に。デッドスペースになりがちな階段下スペースに、冬場用のエアコンを設置。エアコン横の三角スペースはお施主様お手製の愛犬スペースに。また、家族みんな本が好きなことから階段途中に本棚を設置。階段下収納はキッチン側からも取れるような高さで収納力が充分となっています。
キッチン→パントリー→洗面脱衣室と回遊できる動線に。奥様のこだわりであった、キッチンとダイニングテーブルはI型に設置。パントリー内の上部にある造作棚は、使用頻度の低い食器やホットプレートの収納場所に。パントリーならではの見えない収納に。
北側も上部窓で明るい空間に。洗面台横のカウンターは、入浴時の衣類置き場だけでなくアイロン掛けの場所に。脱衣→洗濯→アイロン掛けまでをここで完結。奥に映るのは、タオル掛けの下に床ガラリを設置することで、使用後のタオル乾燥も工夫しました。
断熱・気密・空調の計画により階段は吹き抜けに。各々好きな場所でも好きな本が読めるように、階段上がった場所にも本棚を設置。本棚奥に広がるのはフリースペース。クリスマスツリーを飾ったり、パーティーの場所としてご家族みんなで活用されるスペース。
本棚横のハシゴで小屋裏スペースへ。冷気が下に行くのを活用し、夏用エアコンを小屋裏スペースに設置し家全体を冷やし快適に。フリースペース横には、お子さまの寝室。
東面には主寝室。主寝室奥にはファミリークローゼットがあり、2階も回遊動線に。
家づくりの考え方・
想いをご覧いただけます
想いをご覧いただけます
